2012年06月16日

水間街道 田原の里 〜お茶の始まり・古事記の始まりを旅しょう〜

平成24年6月9日(土) 天候:午前中小雨
 前日からの雨で実施が危ぶまれていたので、朝のNHKで天気予報を確認。降水確率午前50%、午後30%。まずはクリアー。急ぎ集合場所に向かうと、すでに数名待って居られ、その意気込みに負けたかのように、雨も小やみになりました。
前日の雨がたたり、5名欠席でしたが、総勢25名でバスに乗車、田原御陵を目指しました。

 小雨の中、春日宮天皇陵の前で解説を聞き、田園風景が広がる街道沿いを歩き、此瀬町太安麿侶の墓に向かいました。
下からは、見上げるほどの急斜面、その中腹に史跡 太安麿侶の墓の碑が見えます。

 なぜこんな場所を選んだのかと、息も荒く、やっと墓の前にたどり着く。説明を聞き、かの古事記に思いをはせて、ふと振り返ると茶畑の緑が目に飛び込み、自然豊かな田原の里の、この場所に眠る意味がなんとなく解る風景でした。

tahara01.jpg 太安麿侶の墓

tahara02.jpg 光仁天皇陵

光仁天皇陵、殯の森のロケ地から今井堂天満神宮へ。雨もやみ、昼食をとりながらの自己紹介。初めて参加の方も多く、和やかで、寛いだ一時を過ごしました。
午後のメインイベント「遊茶庵で一服のお茶を」と、急ぎ出発です。

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 遊茶庵で、冷たいお茶でまずは渇いたのどを潤す。次に出されたお菓子を早速口に。「誰?」すると優しくも厳しい声で、「お濃茶は、お茶が濃いので、先ずお菓子を食べてお茶を飲みますが、今日のお茶は、お茶を味わって頂きたいので、お菓子は後で召し上がって下さい。」ソムリエ失格。レッドカード1枚。

 一服目。慣れぬ手つきで教えられるままに注いで、口に含み、したり顔で肯く、顔 顔 顔。二服目・三服目・四服目とお茶を味わい、最後は残った茶滓にお酢を少しかけて食べて下さい、とのこと。きれいな緑の茶の葉、初めて食した感想は?

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 もう少しお茶談義を聞きたいところ、バスの時間の関係で早々にお暇し、天満神社を素通りして帰路に就きました。希望者は途中下車し白毫寺へ。

 昼食時には雨も上がり、自然豊かな田原の里で、大和茶と古事記の一日でした。

【後記】
 近鉄奈良駅でバスを降り、一寸一休み。5人で喫茶店に入り、コーヒーを一口飲んで、誰が言うともなく、「やっぱりコーヒーの方が気持ちが落ち着くね」(笑う)
 そういえば、遊茶庵の女将さんも話の中で、「実はコーヒー党なの」とポロリ。レッドカードですよ。

                 交流部会・歴史地理サークル 豊田 敏雄
posted by 奈良まほろばソムリエ at 22:48| Comment(0) | 交流G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする