2016年11月22日

古事記の里を訪ねて(2016年10月30日)

「ソムリエ大会」の午前中のウォーキング。歴史探訪サークルは“古事記の里を訪ねて”と題し、絶好の秋晴れの下、近鉄筒井駅を出発。

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<筒井駅>

まずは「筒井城」跡を目指し数分歩くと、「本当にここ?」と思うような細い路地の奥に「筒井順慶城跡」の石柱があります。畑の中の道を抜けて筒井城の内郭跡を通り「菅田比売神社」へ、境内には内堀の跡が残ります。

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<筒井城跡>

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<筒井城地図>

少し歩いて「外堀」跡を見学後、東へ向かい、量(はかり)川を越えて、道なき道を進むと「順慶堤」。請堤(うけづつみ)ともいわれ筒井城のある右岸側が左岸に比べ高くなっているのがよくわかります。

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<筒井城外堀>

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<順慶堤>

佐保側に沿って歩き、寿橋を渡ると「番条環濠」集落。複雑な形の環濠の中に古い町並みが残ります。南から北へ集落を抜けて東に進むと「下ツ道」。この道を北へ向かうと、平城京羅城門から朱雀門につながります。

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<番条環濠>

「下ツ道」をしばらく歩くといよいよ「稗田環濠」集落。美しく整備された環濠に囲まれた集落の南東の位置に「古事記」の伝承者とされる稗田阿礼(ひえだのあれ)を祀る「賣太(めた)神社」が鎮座します。集落の中を北に抜け、反時計回りに、環濠に沿って歩きます。

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<賣太神社>

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<稗田環濠>

ここからは一路「やまと郡山城ホール」へ、でも「金魚の自動販売機」(金魚をうっているのではありません)にちょっと寄り道して、予定どおりに到着。半日の快適な軽いウォーキングでした。

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<金魚自販機>

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<集合写真>
posted by 奈良まほろばソムリエ at 22:44| Comment(0) | 探訪G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月01日

保存継承グループ「龍田大社秋季大祭・渡御祭」を観賞して

古来より「風の神」として知られている奈良県生駒郡三郷町に鎮座する『龍田大社』で、爽やかな秋空の下、「秋季大祭」が、10月15日(土)、16日(日)の二日間に渡り開催されました。

・4月、7月の祭事では、五穀豊穣を祈念し、「秋季大祭」では、豊作を感謝するお祭りです。

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< 出店が賑わう境内 >

今年は、5年に1度、渡御行列が、龍田大社から三郷町役場前まで巡行する年と三郷町制50周年が重なり、本祭の16日(日)に、再興第23回渡御巡行「渡御祭」が大規模に斎行されました。(通年は、龍田大社→立野自治会館までの道のりを巡行。)

・龍田大社「渡御際」の起源は、聖徳太子が法隆寺建立に際して、工事安全祈願の為、始まったとされています。
およそ1400年前より、三郷町の龍田本宮(龍田大社)から斑鳩町の新宮(龍田神社)までの竜田道を華やかに巡行する神輿のお渡りが行われ、途絶えた期間もありましたが、戦後昭和40年頃に斎行。その後は、昭和62年頃に再興され、現在の道のりを巡行ルートとし、今に至ります。

境内で祭礼が執り行われ、二基の神輿に遷された祭神は、お渡り行列に出御され、龍田大社を出発します。
・主祭神名 天御柱大神(男神)・国御柱大神(女神)

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< お渡り行列の風景 拝殿前の境内にて、祭神を遷した二基の神輿を担ぎ、お渡りに出御 >

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< お渡り行列の風景 龍田大社を出発し、先導する神職に続く、御先太鼓の列 >

観衆が見守る中、先導する神職が行く先々を祓い、御先太鼓、猿田彦、大真榊、伶人、鉾、楯、神輿警備、二基の神輿、各自治体の氏子による7台の太鼓台が列をなし、優美に練り歩きます。
斑鳩の龍田神社に続く、竜田道に沿った道のりを巡行し、折り返し地点の三郷町役場(お旅所)へ向かいます。

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< お渡り行列の風景 伶人に続き、鉾、楯の列が続く >

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< お渡り行列の風景 森町長は神輿警備役として、甲冑姿で巡行行列に参加 >

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< お渡り行列の風景 「高山」の布団太鼓 >

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< お渡り行列の風景 道開きの神「猿田彦」 >

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< お渡り行列の風景 祭神を乗せた二基の神輿を担ぐ氏子達 >

お渡り行列が、集結した三郷町役場前(お旅所)では、森町長の挨拶をはじめとするパフォーマンスショーを企画した「中間セレモニー」が開催され、町中は例年に増して、大いに盛り上がりました。

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< 三郷町制50周年「中間セレモニー」開催場所の三郷町役場にお渡り行列が集結 >

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< 三郷町制50周年「中間セレモニー」開催風景 三郷町役場前(お旅所)にて、祭礼が行われました。 >

また、境内では、宵宮・本祭の両日共、地元の氏子による総勢7台の太鼓台が鳥居前に集結。
お囃子に合わせて、勢いよく担がれる太鼓台の宮入宮出の光景は、見ごたえ充分。
毎年、多くの観覧者で賑わう。
今年も境内一体に、大きな掛け声が響き渡り、活気にあふれ、訪れた人たちの目を楽しませました。

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< 各自治体の太鼓台による宮入風景 「坂根」・「山上 辻堂」・「馬場」・「下ノ庄」・「今井」・「いわせが丘」・「高山」>

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< 鳥居前に集結する7台の太鼓台と観衆 >

開催一ヵ月前より、「秋季大祭」に向け、立野地区を中心に、各自治体によって色分けされた「のぼり」が立ち並び、氏子地域を中心に町中が祭り一色に。
色とりどりの「のぼり」が風になびく龍田大社周辺を散策するのも面白いです。

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< 太鼓台が巡行する道のりや氏子地域に自治体の「のぼり」が立ち並ぶ >

時を超えて、今もなお地元の人々に受け継がれる伝統祭事を観賞し、時折吹く龍田の秋風と共に、悠久の歴史を体感した貴重な二日間を過ごしました。


文:垣本麻希   写真:三郷町・龍田大社提供 保存継承グループ 垣本麻希
posted by 奈良まほろばソムリエ at 20:40| Comment(0) | 保存G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする