2018年04月25日

奈良市:林神社(饅頭まつり)見学記

<4/19饅頭(まんじゅう)まつり行事の様子>

林神社は、林浄因命(りんじょういんみこと)の御祭神として御祀りする我国で唯一の(饅頭の社)である。林浄因命は中国浙江省の人、林和靖の末裔で、貞和5(1349)年に来朝し、漢國(かんごう)神社社頭に住まいされ、我国で最初の饅頭を作った。その後、足利将軍家を経て、遂には宮中に献上するに至った。今日全国の菓業界の信仰を集めている。(漢國神社由緒略記より)

毎年、4月19日には菓祖神・林浄因の偉業を讃えるとともに菓業界の繁栄を祈願する「饅頭まつり」が執り行われ、全国からたくさんの饅頭が献上される。

林神社例大祭の饅頭祭りが午前11時から全国の菓子工業組合の関係者が集い境内で大祭が執り行われる。一般の方々も参列し見学することもでき、饅頭の引き換券を頂いた方は大祭後、紅白の饅頭を頂くことができる。

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<全国の菓子業界の業者が神前に自家製の銘菓を並べて供える。写真は午前9時に撮影のため菓子が載っていない供物台がある>

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<饅頭を頂くために引換券を求める方々(午前9時)>

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<午前10時になると神社から引換券が配布される>

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<1時間並んで頂いた貴重な饅頭引換券>

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<この日は、やすらぎの道沿いまで人があふれている。漢國神社の一の鳥居>

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<境内では神聖なる神事がとりおこなわれる(午前11〜)>

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<神事が終わると関係者には饅頭と抹茶がふるまわれる(午後0時ごろ>

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<神事が執り行われた林神社には、神事に関係する品々が祭られている>

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<神事が終わってから引き換券を頂いた方々は、順に紅白饅頭を頂く>

林浄因は南北朝時代に来日、当時の中国には、こねた小麦粉の中に肉などを入れて作る(マントウ)という食べ物があったという。(今の肉まんのようなもの)
浄因は仏前に供えるために、肉の代わりに小豆の煮詰めたものをいれた(マントウ)を作ったところ大評判になりこれが饅頭の始まりで(奈良饅頭)は将軍や天皇に献上するほどの人気を集めたという。

紅白饅頭は500個限定がふるまわれます。一度は並んでありがたい紅白饅頭を頂いてはいかがでしょうか。

(文:写真)  保存継承グループ・橋詰 輝己

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2018年04月19日

ぶらり早春の佐保路

3月21日、ソムリエンヌ「早春の佐保路」…のはずでした。
ところが、前日から大雨、強風が続き、真冬の寒さ。
雨天決行にしたことを悔やみつつ、大判の傘をしっかり握って、集合場所の転害門へ。
転害門観光案内所の開館前にもかかわらず、快く中に入れていただき、予定通り13人全員集合しました。

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転害門(国宝)は切妻造、本瓦葺きの八脚門。平城京の東 京極大路に面し、南一条大路(佐保路)に向かって立っています。奈良時代の創建に始まり、幾度もの兵火をくぐり抜けて来た東大寺伽藍の往時を偲ばせる遺構のひとつです。また老朽化によって昭和35年の転害会を最後に引退した御鳳輦(ごほうれん)が58年ぶりに新調され、今年の転害会で御鳳輦渡御が復活するのだそうです。NPO法人なら・観光ボランティアガイドの会(朱雀)の方から興味深いお話を聞くことができました。

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若草中学校出身のメンバーを先頭に、皆さん同窓生のように校内へ。
中学校のある丘陵は眉間寺山と呼ばれ、かつて多聞城が建っていたところです。1560年松永久秀が建てたもので、山城中心の中世の城に対して、近世の平城の先駆けとなりました。四階の櫓を備えた壮大なもので、近世城郭をかざる多聞櫓は、この城に始まるとされます。
強風のおかげで春霞も吹き飛び、松永弾正に成り代わって、天下無双の野望に燃えたのでした。

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1日中雨の予報にも関わらず、多聞城跡に到着する頃には雨が上がり、なんと時おり晴れ間まで。女の執念恐るべし!?

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佐保川の清流ならぬ濁流を眺め、多聞町の古民家ショップや河瀬家住宅などを覗き見しながら、聖武・光明皇后陵へ。終生、聖武天皇への愛を貫いた光明皇后の姿に、我が身を省みたのは私だけ?

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ちてはこカフェの店主さんにも、ずいぶんお天気の心配をしていただきました。オープン時間を早めて11時から12時半まで貸切にしてくださり、店名どおりの、手と心のこもったランチとケーキを楽しみ、思い切りおしゃべりに花咲かせることができました。ありがとうございました。

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興福院の小堀遠州作のお庭を一目見られないものかと骨折りしてみましたが、ちょうどお彼岸に重なり願い叶わず、門前からしっとりとした尼寺の雰囲気だけを感じさせていただきました。

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歴史の道をたどり、吉村長慶さんの暖かみのある石造物群に思わず笑顔になり、狭岡神社へ。
メンバーの若い頃(数年前?)は荒れ果てていたそうですが、今はきれいに清掃され、ありがたいことに階段に手すりまで。佐保姫伝説にあやかり、恋愛成就を祈ったメンバーもいたとか?

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レンギョウの咲き誇る不退寺では、かわいいお顔に容姿端麗な聖観音さまにしばしうっとり。

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ウワナベ古墳、海龍王寺を横目に歩き、最後の目的地、法華寺に到着しました。こちらでも光明皇后写しの十一面観音を拝し、ソムリエンヌメンバーも美しさにますます磨きがかかったことと思います。

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法華寺の枝垂桜が、見事「早春の佐保路」のフィナーレを飾ってくれました。
気象予報士さんを青ざめさせた晴れ女ソムリエンヌの皆様、お疲れさまでした。

女性グループ(ソムリエンヌ) 文 大谷巳弥子  写真 道崎美幸 大谷巳弥子

posted by 奈良まほろばソムリエ at 21:23| Comment(0) | 女性G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする