2020年12月05日

女性グループ(ソムリエンヌ)「室生の里で秋を感じましょう〜どこかで龍に出会えるかも」

2020年11月11日(水)
令和二年度の定例会を室生で行いました。参加者は、八名。

本年度「女人高野 室生寺」は、日本遺産に認定されました。
「女性とともに今に息づく女人高野〜時を超え、時にあわせて見守り続ける癒しの聖地〜」高野山は、近代まで「女人結界」が定められ、境内での女性たちの参拝は叶わなかった。そんな時代にあっても女性たちの、身内の冥福を祈る声、明日の安らぎを願う声を聴いていた、「女人高野」と呼ばれるお寺があった。優美な曲線を描くお堂の屋根、静かに願いを聴いている柔和なお顔の仏像、四季の移ろいを移す周囲の樹々、これらが調和した空間を「名所図会」は見事に実写し、表現した。そこに描かれた「女人高野」は時を超え、時に合わせ女性とともに今に息づき、訪れる女性達を癒し続ける。日本遺産とは、地域の歴史的魅力を通じてわが国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定するものです。(宇陀市のホームページより)

今回は、安産寺や室生寺で拝観や紅葉を楽しみ、昼食は、「メリメロ」でガレットを堪能。
吉祥龍穴で龍に会えるかもしれないと期待。神秘的な龍王ケ渕に感動するツアーでした。

<コース>
三本松駅出口→安産寺→室生寺→昼食(メリメロ)→吉祥龍穴→龍王ケ渕→榛原駅解散

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1 近鉄三本松駅にAM9時40分集合。
コースとコロナ対策の準備などの説明をし、2台の車に分乗して、安産寺に向かいました。

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安産寺の前で村の人たちと

2 安産寺  「子安地蔵」と呼ばれている地蔵菩薩立像
到着すると4人の村の方々が堂を開けて、待っていてくださいました。始めに地域の放送局が作成した安産寺の番組を視聴しました。歴史や村の人々がいかに大切にお守りされているかがわかりました。

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そして、いよいよお地蔵様がお祀りされているお堂へ。そこで、お地蔵様のことを詳しく、説明していただきました。間近に見せて頂くお地蔵様は、高さ177,5cm、弧線状に流れる美しい衣紋、室生寺様式(漣波式衣紋)が見事でとても美しいです。照明があるときのお顔と消したときのお顔の表情が全く違い、びっくりしました。いつも仏様の眼は、お参りされる方を見守っておられると感じました。あたたかいおもてなしを受け、安産寺を後にしました。

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3 室生寺
文化財の保護と分散を目的とした寶物殿が2020年9月5日に開館されました。中央に十一面観世音菩薩(国宝)・向かって右側に釈迦如来座像(国宝)・左側に地蔵菩薩立像(重文)が収蔵されていました。その前に十二神将立像の卯神、辰神、巳神、未神、酉神。
外気の寒暖差と湿度変化に、千年以上も耐えてこられました。

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寶物殿を拝観後、室生寺の境内を弥勒堂・金堂・灌頂堂(コロナが早く収まるように祈りました)・五重塔とまわり、桂昌院様や織田信雄様のお墓をお参りして、鎧坂を下りました。お庭の紅葉も堪能し、室生川のせせらぎの音やフレッシュな空気を一杯吸って、室生の里の自然を満喫しました。
 
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4 昼食(メリメロ)
お寺から車で7分程の所にメリメロさんがあります。昨年の3月に古民家を借りて、フランス人のシャボールさんと育さんご夫婦がガレット(そば粉)のお店を始められました。
一時頃に到着。普段は、営業日ではない日でしたが、特別に開けていただきました。
ガレットはとっても美味しく、地元のお野菜も、シャキシャキで、チーズやお肉もガレットとよくマッチしていました。皆さん、大満足。デザートにチョコクレープもいただきました。

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5 妙吉祥龍穴(きっしょうりゅうけつ)
メリメロさんから車で10分、吉祥龍穴に到着。道から竜穴まで百段ほどの階段を降りると、遙拝所があり龍穴に向かって祈願します。吉祥龍穴は、龍穴神社のご神体で、古代から神聖な「磐境(いわさか)」とされ、昔から雨乞いの神事が行われてきたパワースポットです。そこに、龍が棲んでいるような穴があり、川の流れも清浄感がいっぱいです。身も心も洗われた気持ちになりました。室生では、「九穴八海」という伝説が伝えられ、九穴とは、三つの龍穴と六つの岩屋をいい、八海とは、五つの渕と三つの池をさしています。


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6 龍王ケ渕
額井岳の近くの標高530mの山中にある自然池です。この日は、風もなく湖面に周囲の木々が映り込み、たいへん美しい景色で神秘的でした。池の周囲に遊歩道があり、一周回って、いろいろな角度からの渕を楽しみました。

「女人高野」は時を超え、時に合わせ女性とともに息づく 女性グループが祈念すべき年にこの地を訪れたことは、何か縁を感じます。安産寺での地区の人々の丁寧なおもてなしには、感銘しました。仏様や美しい景観が今後もずうっと守られるように私たちにも出来ることを考えていきたいと思います。

女性グループ(ソムリエンヌ)    文・写真 松浦 文子

posted by 奈良まほろばソムリエ at 19:47| Comment(0) | 女性G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする