2018年11月02日

女性グループ(ソムリエンヌ) 尼寺 音羽山観音寺を訪ねる

10月20日、女性グループ5名で音羽山観音寺を訪ねました。
奈良盆地の東南に、横たわる標高約851mの山が音羽山で、竜門山地の東北部を占めています。この音羽山の西斜面の中腹(約592m)に「音羽の観音さん」と親しんで呼ばれる観音寺があります。今回は麓まで車で入り、約1キロの参道を観音寺目指して登りました。

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準備運動をするソムリエンヌメンバー

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参道には笠塔婆型の丁石が登り口からほぼ一丁(109m)間隔で、十七基が観音寺本堂まで立ち、参詣者の道案内をしてくれます。駐車場のある地点から程なく桜井市百市への道と分れ、ここから森林の道を登ります。

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「音羽山観世音 左たふの三祢」の道標

観音寺に参詣したあと多武峰へお参りする人のためのようで、観音寺より下りて来た方を向いて立っています。かつてはこの辺りから多武峰方面に通じる道があったようですが、今はその辿る道は見られませんでした。

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観音寺入口に建てられた「報恩感謝の道」の碑。現代版の霊験譚が綴られています。

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笑顔がとても素敵なご住職にお会いしました。「本堂へお上がりください」と、女性の方が声をかけてくださり、お茶とお菓子の接待を受けました。

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観音寺本堂前で記念撮影

平安時代の初めには南音羽に諸堂、諸坊が多数あり「音羽百坊」といわれ、現在の観音寺は、その奥の院であったといわれますが、「音羽流れ」という大雨による山崩れによって大半が流失したと伝わります。
現在の本堂は寛政六年に改築され、嘉永五年に修理されたものだそうです。本尊の千手千眼観世音菩薩は眼病に霊験あらたかとされ、本堂東には滝水を飲めばそのご利益があると伝わる「音羽の滝」もあります。


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音羽の滝

大和の名水ともいわれる眼病霊験の霊水です。

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お葉つきイチョウ

観音寺を見守るように立つお葉つきイチョウの大木は昭和52年に県指定天然記念物に指定されました。今年は大きな台風の被害に遭い、葉もギンナンもたくさん飛ばされてしまったそうです。

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万葉展望台へ

つづら折れの急な山道を登ります。山の斜面には寄進された桜の木が植えられていました。将来、音羽山を訪ねる人の憩いの場となり、桜の名所となる日が来るのかもしれません。

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万葉展望台からの眺め

大阪まで眺望できる音羽山観音寺周辺として、奈良県景観資産に登録されています。
素晴らしい景色を眺めながら昼食をとり、音羽山をあとにしました。


文・写真 女性グループ(ソムリエンヌ)道ア美幸
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2018年09月30日

女性グループ(ソムリエンヌ) 「尼寺で精進料理を味わう」Part1

9月14日(金)は女性グループ(ソムリエンヌ)の例会でした。残暑もようやく峠を越し、朝夕めっきり涼しくなってきた日、JR桜井駅南口に9人が集合しました。
この日は、「奈良県景観資産」に登録されている「音羽山観音寺」に行きました。
標高800mの音羽山の山中にある融通念仏宗の寺です。御本尊は千手千眼十一面観音菩薩立像で、古くから眼病平癒に霊験があるとされています。境内の東には奈良県指定天然記念物のお葉つきイチョウの大木があります。
でも、最近はNHK・Eテレ「尼寺・精進日記」の番組で有名です。素敵な笑顔のご住職さん、副住職の慈瞳さん、見習いのまっちゃんにお目にかかれ、しかも、テレビで見る、あの美味しそうな精進料理を頂けるとあって、こころウキウキでした。

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音羽山観音寺、参道入口にて

談山神社行きのバスに乗り、下居(おりい)のバス停で下車。音羽橋を渡って脇道へ入ると、可愛いイラスト表示と参拝者の人のために置かれた杖が現れ、もうここからおもてなしを頂けたような嬉しい気分で登って行きました。

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「ようこそお参り」と書かれた看板と参拝者用の杖

108mごとに道のりを示す丁石と、所々にある可愛いイラスト表示(まっちゃんが描いてます)にも励まされ、途中のベンチでも休みながら杉木立の急坂を40分ほど登りました。息があがり、足も重たくなり、口数も減ってきました。
しばらくすると無常橋という明治期に架けられた小さな橋が現れます。左手には資材を運ぶためのモノレールも見えました。かなりの急こう配を上るモノレールで、歩いた方が良いと思いながら黙々と登っていくと、観音寺の屋根が木立の間から見えてきました。そこから最後の石段を登り切ると、お寺の三人をモデルにした人形が出迎えてくれました。しんどいことも忘れ、みんな、人形と記念撮影。

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観音寺本堂

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ソムリエンヌメンバーで記念撮影

現在の音羽山観音寺の建物は江戸時代の寛政6年(1794年)に改築されたものですが、創建は奈良時代にさかのぼると言われています。その歴史1200年。伝承として、藤原鎌足を妙楽寺に祀った際に、鬼門除けの寺として丑寅の方角に建立し、鎌足自作の梅の木の観音像を安置したのが始まりとされています。奈良時代には音羽百坊として隆盛を誇り、山岳信仰における修験者の霊地として栄え、「尼寺」とは程遠い、女人禁制の場だったそうです。
到着してみると、そんな事を感じさせない、山中にひっそりとたたずむお寺でした。
12時には少し早いので、しばらく休憩した後、展望台に登ることにしました。ところが、途中の階段で蛇のお出迎えにあい、引き返すことになりました。音をたてても蛇は動こうとせず、とぐろを巻いてこちらをにらんでいました。桜の頃に、生駒山系の山々や大和三山、奈良盆地を一望できる、この展望台にまた足を運びたいと思った人も多かったはず・・・・。
なぜなら展望台からの眺めが、奈良県景観資産に登録されている場所だからです。蛇さえいなければその眺望を満喫できたのにと、少しくやしかったです。みんなまだまだ蛇を怖がる乙女だったのですね。
お寺に戻ると、お接待のお茶と手作りのお菓子を頂きました。ライトグリーンの少し苦味のある野草茶でした。お菓子はゴボウと柑橘類の砂糖漬けで美味しかったです。

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当帰茶と手作りのお茶菓子

いよいよ本日のメインイベントの精進料理。会席料理のような三膳。最後に揚げたての山菜天ぷらもお膳にのります。使われている食材は、ほぼ、誰かから頂いた野菜や、自生している野草や木の実だそうです。

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テレビでも話題の精進料理

誰が言うともなく、みんなスマホを取り出して写真撮影。

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精進料理をカメラに収めます

友松さんの音頭で、しそジュースで乾杯した後、食材あてをしながら、その味に舌鼓。
どれもこれも、上品な味わいだけど、珍しいなと思う観音寺のオリジナルな物が沢山ありました。食べて、身も心も癒してもらったようなお料理でした。ごちそうさまでした。
食後のコーヒーを頂いたり、御朱印を頂いたり、手作りの品物を買い物したりして、ゆっくりした時間が過ぎました。
下居(おりい)のバス停に戻る時間になりました。
本堂前で慈瞳さんとまっちゃんにも入って頂き、集合写真を撮りました。
本日、後藤住職さんは不在でしたが、和やかな1枚が撮れました。

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観音寺のマスコット人形と一緒に記念撮影

あんなにしんどかった坂道でしたが、おなかも心も満たされ、登りより随分早く下山できました。心配された雨も降らず、みんな旧知の友のごとく会話もはずんだ楽しい1日になりました。着いたとき、お寺の番犬、オサム君の大きな声に驚きましたが、帰る時には静かに見送ってくれ、おりこうだなと感心したり、猫のスージーの名付けられた訳に納得したりして、動物にも癒された1日でした。お茶やお菓子の差し入れと、寺の説明書きをくださった松浦さん。なかなか予約の取れない中、こんなに早く予約を取ってくださった道崎さん。草木染の説明と、数名の参加者をバス停まで車で送ってくださった天野さん。本当に有難うございました。


文・写真 池田喜代(女性グループ)

posted by 奈良まほろばソムリエ at 10:24| Comment(0) | 女性G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月30日

女性グループ(ソムリエンヌ)夏休み家族体験教室Part2「元興寺でオニに会おう!」

8月9日(木)女性グループ(ソムリエンヌ)と元興寺との共催で「夏休み家族体験教室 元興寺でオニに会おう!」が開かれました。
啓発グループの協力を得て、女性グループ14人、啓発グループ4人、計18人が協力し合って運営し、家族ら13組、計36名が、奈良町周辺に語り継がれる妖怪のお話や、奈良まほろばカルタで、奈良の歴史や文化に親しみました。


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極楽堂で栂尾有道(とがのお ゆうどう)氏より、元興寺の歴史についての特別講座がありました。遣唐使や智光法師のお話は大人も勉強になる内容で、興味津々に聞き入っていました。

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<小子坊にて奈良まほろばカルタとり大会>

啓発グループ担当者よりカルタ大会のルール説明のあと高学年、低学年の3グループに分かれて競い合います。

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競技が進むにつれてどんどん前のめりの体勢になりながら、読み上げられる札を一生懸命に探していました。札を取れて喜んだり、お手付きをしてしまって悔しがったりと、盛り上がりました。

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各グループの優勝者に奈良まほろばカルタが贈られました。カメラを向けられてちょっと緊張気味のようです。

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<小子坊にて妖怪紙芝居>

ソムリエンヌ手作りの紙芝居を使って、奈良町周辺に潜む妖怪のお話をしました。
元興寺の鐘楼に夜な夜な現れる得体の知れない悪霊のオニと大格闘した童子の話や、興福寺の三重塔に棲み、おぶさって来るオウテクレばばの話などに子ども達はニコニコ、目をキラキラさせていました。

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<境内の元興神>

最後は外に出て、境内の中に隠れている五匹のオニ、元興神(ガゴゼ)を探します。木の上には雷の子供もいます。境内をくまなく散策できるうえに、このオニ達がとても可愛くてフォトジェニック!さて誰が一番に全部見つけられるかな?

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スタンプラリー形式で、見つかったオニの写真にシールを貼ってカードを完成させます。これがなかなか難しいのですが、皆さんとても優秀で「あっちにいたよ!」「すぐに見つけられたよ!」という声があちこちから聞こえて来ます。大人も子ども一緒にオニ探しを楽しみました。

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<参加者全員で記念撮影>

「参加して良かった」「思い出に残る経験ができました」「初めて元興寺に来ました。楽しかったです」など、嬉しい声を寄せていただきました。元興寺での特別な体験は夏休みの思い出のひとつになったようです。

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イベントを終えて。女性、啓発両グループのメンバーで記念撮影


文:道ア美幸(女性G) 写真:久門たつお(啓発G)
posted by 奈良まほろばソムリエ at 21:08| Comment(0) | 女性G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月29日

女性グループ(ソムリエンヌ)夏休み家族体験教室PART1 「瓦であそぼう!」

8月5日(日)、昨年に引き続き歴史に憩う橿原市博物館にて「瓦であそぼう!」をテーマに瓦作り、湿拓体験、ソムリエンヌのクイズ出題、かるた大会を行いました。
家族参加者は19名。ソムリエンヌから6名、啓発グループから4名出席しました。

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<開催のあいさつ>

同館学芸員松井氏より瓦についてお話しがありました。平瓦1枚の重さは約6kg。重ねながら葺くので一般の家でも大量の瓦が必要になります。絵を描きながら説明がありました。

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<瓦についてのお話し>

その後はソムリエンヌが考えたクイズを4つ出しました。藤原宮に使用された瓦は何枚でしょう? 21万枚?200万枚?35億?簡単な問題、少し迷う問題に子供たちの積極的な反応で盛り上がりました。

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<瓦クイズ>

いよいよ実体験です。藤原宮跡で出土した軒丸瓦のレプリカから型をとった紙粘土を事前に用意していました。その紙粘土にこねた粘土を押して型をとります。粘土量の配分が意外と難しくてまた押す力も要ります。

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<瓦作り体験>

型取りが終わると次は湿拓体験です。レプリカの瓦の上に半紙を置きスプレーで水を吹きかけ綿で内から外に空気を抜いていきます。繊細な作業で大人も子供も真剣です。乾いたら絵具を含ませた「タンポ」を使って、トントントンとリズムよくたたきます。

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<湿拓体験>

最後はかるた大会です。ピロティにブルーシートを敷き2つのグループに分かれました。目の前のかるたを覚えようと始まる前から熱気を感じました。

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<かるた大会低学年グループ>

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<かるた大会高学年グループ>

各グループで一番多く取った子供に賞品のかるたが贈呈されました。

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<低学年グループかるた贈呈>

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<高学年グループかるた贈呈>

アンケートには今後もこのような企画があれば参加したい。楽しい時間を過ごせた。など回答があり手応えを感じました。子供たちの元気な姿が印象的でした。


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<大会を終えて>


文:寺田麻美(女性G) 写真:前川光正(啓発G)、寺田麻美
posted by 奈良まほろばソムリエ at 20:49| Comment(0) | 女性G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月02日

大和神社〜天理観光農園へ

5月20(日)は女性グループ(ソムリエンヌ)の例会でした。強まる日差しに夏を思わせる薄暑の朝、JR長柄駅に10人が集合しました。今年新しくソムリエの会に入会したメンバー7名が初参加です。自己紹介を終えて、さぁスタート!大和(萱生)古墳群の一部を見学しながら天理観光農園までの約4.5キロのウォーキングです。

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大和古墳群は天理市南部の萱生町から中山町に所在する南北約1.5Kmの範囲に展開する古墳群で、西に鎮座する大和神社の宮郷である「大和郷」に重複して分布する事からこの呼称があるとのこと。古墳時代前期初頭〜前期前半を中心に、全長約230mを誇る群中最大の西殿塚古墳を筆頭にして様々な階層の古墳が集中、断続的に造営されています。古墳群中に前方後方墳が5基も含まれる点は、奈良盆地の前期古墳群に見られない大きな特徴です。

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星塚古墳・測量図

大和神社の北参道から墳丘の高まりを確認しました。全長70mの前方後方墳とされていますが、測量図を見ると2つの方形が連結しているような形状をしています。弥生時代後半の築造とされる岡山県の黒宮大塚古墳と墳形がよく似ていることから、最古級の古墳の可能性も。古墳成立にいたる過程を知る上でも貴重な古墳だと確認できました。

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大和神社

神殿は3社あり、大和大国魂神・八千戈神・御年神が祭られています。広い神域は清々しい空気に包まれ、鳥居から真っ直ぐ伸びた長い参道がとても美しい由緒ある古社です。太平洋戦争で沈んだ戦艦大和に、この神社の分霊が祀られたことでも有名です。本日のウォーキングの安全を祈願して大和神社をあとにしました。

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馬口山古墳

大和神社の北側あります。全長110mの前方後円墳ですが、民有地のため墳丘には農作物が植えられ生活空間になっています。墳丘から採取された特殊器台や埴輪の破片から時代がわかり、3世紀後半に築造された古墳時代初期の古いタイプのものです。大型前方後円墳出現期の古墳ですが、ほとんど知られていないのが残念です。

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ノムギ古墳・測量図

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測量図を見ると変わった形をしています。後世に大きく改変されたようです。昭和52年までは前方後円墳と考えられていましたが、平成8年、古墳の北側の調査でほぼ直角に曲がる周濠が検出された事で前方後方墳の可能性が高まりました。さらに平成21年と22年に調査を実施。後方部南側の周濠で東南の角が発見されたことで前方後方墳と断定されました。測量を見ながら、第1次〜第6次までの調査の成果を興味深く見学することが出来ました。

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ヒエ塚古墳(里道を挟んで、左が後円部、右が前方部)

県道を挟んでノムギ古墳の東側にある、全長約130mの前方後円墳です。こちらも墳丘は畑になっています。くびれ部には里道が横断しています。以前から中山大塚古墳や桜井市の箸墓古墳の初期前方後円墳と形が似ていると指摘されていました。第1次〜第3次までの調査の成果から、前方部が撥形であること、出土した土器の時代や埴輪が検出されていないことなどから築造時期は古墳時代前期前半とのこと。まだまだ断片的ですが、史跡指定を目指して調査が継続されるそうで、今後の成果が期待されます。

天理の古墳に別れを告げて、山辺の道に向かいます。

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夜都伎神社

春日大社と縁が深く、別名春日神社とも呼ばれる古社です。石燈籠にも「春日社」と刻まれています。また、春日明神に因んだ不思議な「鹿足跡石」伝説に興味が湧きました。実際に見学できるのでしょうか。いつか探索してみたいと思いました。

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ウォーキングの締め括りは天理観光農園でバーベキューです。冷たいビールやジュースで乾杯!美味しいお肉や新鮮な野菜に舌鼓をうちました。初めて参加された新人の方達とも自然に会話が弾みます。

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今回ガイド担当してくださった寺田さん、食材をご用意くださった松浦さん、差し入れを持って駆けつけてくださった西川さん、ご協力ありがとうございました。


女性グループ(ソムリエンヌ) 文 道ア美幸  写真 寺田麻美 道ア美幸

posted by 奈良まほろばソムリエ at 20:16| Comment(0) | 女性G | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする